先週中頃から天候が不安定な秋田県ですが、荒れる前にナイトゲームに行ってきました。気になる事があったので後半にまとめます。
まず、ベイト。
秋のリバーのメインベイトと言えば【落鮎】
今年は鮎の数が少ないと嘆かれていましたが、落鮎パターンで美味しい思いをした方々はたくさんいると思います、私もその1人です。
狙い方は、ビックベイトをアップ(上流)に投げ、流すだけ。と言ってもラインスラッグ(糸のたるみ)は適度に取る感じです。自分に向かってルアーが泳いで来るので、その分弛んだラインを回収するイメージで巻きます。
上流に投げて流す釣りに慣れていない方は、最初はこのイメージでやってもらった方がいいと思います。慣れてくると、巻き方のアレンジで色んな事が出来ますが欲張らずに。
重要なのはルアーが「動かない」ことです。最初は動かないのに釣れるの?と思うかもしれません。でも、落鮎を観察してもらうとわかりますが、落鮎はほとんど「動いていません」頭を下流に向けて流されているだけです。
ですから、流れの早い場所と緩い場所がぶつかる所がホットスポットになるのです。そんな所にビックベイトを…流してあげると…
こんな感じで出ます。
使用ルアーは「ストリームデーモン」
言わずと知れた名作です。アクションもいいですが、ラトルが入っているのがいいです。流されているだけでも「カタカタ」と音でアピールしてくれるのがミソです。
カラーは2種類あれば十分です。
「レットベッドパール」と「レットベッドホロ」これらを使い分けます。
パールの方は少し濁りが入っている時や曇りの夜などに。
メッキの方は、クリアウォーターや晴天の月夜などに。
細かく分けると「こういう時はこれ!」というカラーがありますが、ますばこの二つを使い分けるほうが財布に優しいです。
どうでしょうか?対ランカー用なだけあって釣れるのは、だいたい大きいです。
南の方では秋が遅れていると聞きました。まだこいつで釣れそうですね。
では、冒頭に書いた気になることですが…
雄物川の落鮎。
まだ落ちきっていないようです。
さすがに数は少ないですが、川原に落ちているのを見ました。鳥も夜にもかかわらず待機している状態。
まだ期待出来そうです。
ただ、ピンポイントにいるので外すと釣れません。私は一晩中探して歩いて見つけたポイントでワンバイトのみ。水柱を上げ派手に食ってきました。
私が行く前日に多くの人が釣り上げていたようです。
ここで「季節遅れてるんじゃないか?」と思いました。
鮎が落ちきらない、シーバスの卵巣の生育も悪い、ベイトの成長も遅い、海のベイトも少ない…
結果的に魚の成長が遅れ、秋が遅れているのではないか?と。
シーバスは冬に産卵する。
成長の遅れた個体が産卵のためにすることは荒食い。
ベイトはカタクチ?
いやいや、もう一つイージーに食べれるベイトが秋田にはあるじゃないですか?
ここ秋田ではシーバス終了の合図の
「ハタハタ」
今年はもしかしたら「ハタハタパターン」が成立するかもしれませんね。
準備しておいて損はない。
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