久しぶりの子吉釣行。
最強ずっと雄物川に通いっぱなしだから、たまには顔を出さないとね。
雨の恩恵もすっかり落ち着き、水位も元の減水気味に。
実はこれを待っていた感もある。
前々から苦しめられてきた激スレ場。
前に苦しめられた水位とほぼ一緒。
「苦労する」のは見え見え。
だけど、いや、だから燃えるんですよ。
まずは離れた立ち位置から静かに忍び寄り、下流のヨレの中にルアーを通す。
表層から刻むようにルアーのレンジも下げていく。
ダウンドリフトで慎重に流れに馴染ませる。流れきった所には反転流。
流しきった後に反転流の中にルアーを漂わせる感じ。
ルアーをXM−299Lサイレントアサシン99S 05Tに変えて、じわ〜と…
ゴン!!
強烈なバイトのみ。
その後、無反応。
次はヨレから伸びる下流の流れ。
アップに投げヨレの上に着水させ、ライン先行で下流に流す。流す。流す…
出ない。
着水点を少しづつずらして流す。
流しきった最後のターンの位置も変えながら、慎重に慎重に。
時々出るボイルやミスバイトにドキドキが止まらない。この張り詰めた緊張感、魚と真剣に向き合ってる感じがたまりません。
「食え!食え!食え!!」
完璧に決まった時に出るバイトが飽きさせない。
さすがに打ちすぎたのか、流れの中から反応が消えた。
「だが、まだ手はある…」
無駄に苦しんできたわけじゃない。
警戒しきったシーバスがどこに移動して、どのタイミングでボイルするか観察してきた。
コモモSF-125落ち鮎カラーをアップにキャストして、すぐ糸フケをとり、流心の上にラインを置いて流す。
次にベールを起こし、フリーでラインを出す。とにかくスムーズにラインを出し続け下流に流し込む。
ここだ!というタイミングでベールを返しラインテンションをかけドリフトさせる。
表層を流してるのでラインがどこにあるか見える。「今あそこに入る…食え食え」
ツン…
乗り切らない。
たぶん警戒され、移動したはず。
次は対岸正面の淀み。
シェードのすぐ横。
水の止まったエリア。
ストリームデーモン160を打ち込む。
「スレてるポイントで?」と思うけど、デーモンだからできる攻め方もある。
カラーはレッドヘッドホロ#708。
メッキボディのレッドヘッド。タフった状況に強くて今何度も魚を出してくれた。ストリームデーモン180にこの色がないのがとても残念。
デーモンを派手に着水させる。
ベールは返さずそのままラインを出し続ける。1分以上その場に置き続ける。
…。
……。
………。
しばらく置いた後、指でラインをつまみテンションをかける。何度か繰り返した後ベールを返しラインテンションをかけ、ルアーが動き出したその瞬間
ボンッッ!!
ガシャガシャッッ!!
頭を激しく振って、咥えたルアーを見事に外して消えた。
「あ〜〜ッ!!」
悔しくて声がもれた。
でも、どこか気持ちがいい。
なんでだろう?不思議。
また少しだけ魚に近づけた気がしてるからかな?
もう少し頑張ってみますか〜!!
その後ポイントを変えてシーバスをかけるもバラし…ちょっと強引にやりすぎました(◞‸◟)
まぁ、いいや!次だ、次!!
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